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シルクロードの宝石~ウズベキスタン~番外編

2019.11.13

7日目

ヒヴァの朝

 

早朝、イチャンカラの城壁に登って朝日が昇るのを見れるとの情報をいただき見に行くことに!

日の出は7:25、ホテルを出発するのは6:40頃。

ホテルから城壁までは徒歩約10分くらい。

 

バッチリ準備も済ませ、厚着をして集合OK!

お腹に「?」という違和感を一瞬感じて出発前にトイレへ。

「・・・まさかな」と思いつつも異国の日の出が見れるというワクワクで

そんなことも気にせず出発しました。

朝はとっても冷えていて、インナーダウンの上にウィンドブレーカーでも

少し寒いくらいでしたが、空気がとても澄んでいて気持ちのよい朝でした。

昨日と同じ城壁の北門から入場し、ビューポイントへ向かいます。

 

もうすでに空の色が変わり始めています。

(城壁の上より)

 

まだ、7:05分。

あともう少しだ!!

 

 

 

事件は起こりました。

「あ、、、お腹痛い。てゆーかトイレ行きたい」

「黙っていられない、ほんとにやばい」

寄せては返る波のように、私のお腹も大波小波が寄せてきます。

 

我慢の限界、ここまで来て日の出が見れない。

悲しいけどもうダメダ、ホテルヘカエロウ。

 

しばしの記憶がなく、ホテルへ帰りますと添乗員さんへ状況を話し

城壁を降りようとしたところ、後ろから添乗員さんが走って追いかけてきてくださいました。

 

「トイレ探しましょう!近くのホテルでも探しましょう!」

城内には有料の公共トイレもありましたが、こんな早朝ですのでカギがもちろん

しまっています。ホテルを探してもなかなか誰も出てこず。

もうダメ、もう波のいい時に走って帰ろうと半分諦めかけた時、一筋の光が!!

 

焚火が付いている!

人が起きている!!

すぐさまそこへ二人で走り、トイレを貸してくれるホテルを探していると話します。

すると奥にゲストハウスがあるよと教えてくれたので行ってみました。

人が起きている気配はゼロ。でも扉が15㎝ほど空いているのを確認。

もう限界の私を横に添乗員さんが、ドアをノックすると多分玄関のソファーで

寝ていたであろうオーナーらしき男性が飛び起きました。

 

添乗員さん

「エマージェンシー。トイレットプリーズ!!!!」

オーナーは寝起きのため半分寝ぼけた感じながらも、

「トイレ!?!? オッケーオッケートイレ!」

とトイレを案内してくれて、快く貸してくださいました。

私はこの日の出来事を一生忘れないでしょう。

ありがとう、オーナー。そして本当にありがとうございます、添乗員さん。

 

この後は、びっくりするくらい爽快な気分で無事に日の出にも間に合い、

すばらしい朝を迎えることが出来ました。

 

 

城壁の隙間より撮影。

 

 

 

ホテルに戻り朝食をとったのですが、

何となく料は控えめで冷たい食べ物は避けてみました。笑

旅では無理してたくさん食べるのはやめようと心に誓った朝なのでした。

 

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